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小さい子供連れキャンプで一番気になるのは、
「子供が楽しめるかどうか」ですよね。
大人は焚き火やコーヒーで癒やされても、子供が退屈して
「つまんない」って言われると、せっかくのキャンプも台無し。
そんな時に役立つのが遊びグッズ。
この記事では、数々の失敗を乗り越えてきた我が家がたどり着いた、
- 親が作業に集中できる「一人遊び」グッズ
- 家族みんなで盛り上がる「みんなで遊び」グッズ
- 雨の日でも子供を飽きさせない「お助け」グッズ
について、遊びが子どもの発達にどう繋がるか?という作業療法士の視点も交えて、徹底解説します。
「せっかくキャンプに来たのに、子供が退屈そう…」なんて悩む必要はありません。
この記事を読めば、家族みんなが笑顔になれるキャンプが実現しますよ。

【結論】もう悩まない!キャンプの遊びは「シーン別」で用意するのが正解

キャンプで子どもが飽きてしまうのは、「大人が忙しい時間」と「みんなで遊べる時間」が混在しているから。
そこで、「親の作業中」と「フリータイム」そして、急な天候不良や夜の時間に備えて「テント内遊び」の3つのシーンに分けて遊びを用意すると親子共にストレスなく過ごせます。
シーン | 目的 | おすすめグッズの傾向 |
設営・撤収中 | 安全確保&親の作業時間を作る | ・子どもがその場で夢中になれる ・一人でも安全に遊べる |
日中のフリータイム | 家族みんなで思い出を作る | ・親子や兄弟で一緒に盛り上がれる ・前身を使って体を動かせる |
急な雨・夜 | 子どもを退屈にさせない | ・テント内で静かに楽しめる ・コンパクトで汚れない |
この視点で、我が家で本当に役立った鉄板グッズを3つずつご紹介します。
【設営・撤収中】親が楽できる!「その場で夢中」になる遊びグッズ3選

まずは、テントの設営や火起こしなど、大人が集中したい時間に活躍するアイテムです。
「ちょっとこれで遊んでて!」が魔法の言葉に変わります。
ラジコン(オフロードタイプ)|子どもを飽きさせないキャンプの相棒
デコボコ道や芝生の上を力強く走るラジコンは、子どもにとって最高の冒険ツール。
男の子も女の子も、その場から動かずに夢中になってくれます。

我が家では購入して約3年。ボロボロですが、現在も現役!

メリット
- 防水&頑丈! 朝露で濡れた芝生も、多少の衝突もへっちゃら。キャンプでガシガシ使える。
- 操作がシンプル。 小さい子でも直感的に動かせるので「どうやるのー?」と呼ばれにくい。
- バッテリー2個付きで長く遊べるので、親の作業時間もしっかり確保できる。
注意点
- スピードが出るので、他のキャンパーさんがいる方向に走らせないよう、最初のルール決めが大切。

ラジコンは、障害物をよけたり、スピードを調整したりする中で、『見て、考えて、操作する』力を自然に育てます。将来、字を綺麗に書いたり、スポーツをしたりする能力の土台にもなる、とても大切な力です。
虫取りセット|自然が最高の遊び場になる定番アイテム

「虫はちょっと苦手…」という子供でも、バッタやカマキリ、蝶 などに出会えると自然と笑顔に。
兄弟や友達がいなくても、一人で没頭できるのが魅力です。


メリット
- 観察力が身につく。 「どこに虫がいるかな?」と探すことで、集中力や発見する力が育つ。
- 自然と運動になる。 虫を追いかけて走り回るだけで、最高の運動に。
- 一人で没頭できるので、親が少し離れた場所で作業していても安心。
注意点
- ⚠️毛虫やハチなど、触れると危険な生き物に注意が必要。
- ⚠️夢中になって遠くへ行かないように活動する範囲を決めておく。

「どんな虫がいた?」と聞いてあげると、子供は自慢げに説明してくれます。
捕まえた虫は必ず逃がすルールを作れば、自然への優しさも学べる体験に。
薪集め|達成感が自己肯定感を育む

キャンプの醍醐味といえば焚き火。その焚き火を楽しむために必要な「薪」を自分で集める体験は、子供にとって大きな冒険です。

メリット
- 燃やしやすい枝を見つける観察力が身につく。
- 自分が集めた薪で火がつくことで、強烈な達成感と満足感を得られる。
- 「ありがとう、助かったよ!」という親からの感謝の言葉が、何よりのご褒美に。
注意点
- ⚠️ 手や腕の怪我防止のため、子ども用の軍手は必須。
- ⚠️太い枝や倒木は危険なので「細い枝だけ探そう」とルールを作る。
- ⚠️迷子にならないように探す範囲を決める。

集めた薪を焚き火に使うときは「〇〇が集めた枝で火がついたよ!」と声をかけてあげると達成感が倍増しますよ。
👇️みんなで集めた薪は、まきちゃんに集めて乾かすとグッド。
取り外しができるので、薪の運搬にも使えます。
【日中のフリータイム】家族の思い出が深まる!親子で全力で楽しめる外遊びグッズ3選

設営が落ち着いたら、今度は家族みんなで遊ぶ時間! 広々としたキャンプ場だからこそ楽しめる、とっておきのアイテムをご紹介します。
ロケットランチャー|飛距離にびっくり間違いなし

自分の足で踏むとロケットが空高く飛んでいく!この単純明快さが、子どもたちの「やりたい!」気持ちを刺激し続けます。

メリット
- 準備・片付けが秒で終わる。 組み立て不要で、遊び終わったらサッと袋に入れるだけ。
- スポンジ製で安全。 万が一当たっても痛くないので、安心して見ていられる。
- 「もっと高く飛ばすには?」と子どもが自分で考え、工夫する。
注意点
- ⚠️ロケットが軽いため、風が強いと流されやすいです。木の枝などに引っかからない広い場所が必要。

「どう踏めば高く飛ぶか」を考えることは問題解決能力を、「エイッ!」と踏み込む動きは全身を使ったバランス感覚や力のコントロールを養います。まさに遊びながら体と頭を鍛えられる優れものです。
やわらかフリスビー|持ち運びしやすく、扱いやすい
やわらかいクッション製のフリスビーは小さいお子さんにも扱いやすく、家族みんなで遊ぶと意外と盛り上がります。

メリット
- 当たっても全く痛くない。柔らかいスポンジ素材なので、顔や体に当たっても安心。子どもがキャッチに失敗しても怖がらない。
- コンパクトなので荷物の隅にスッと入る。「念のため」で持っていきやすい。
注意点
- ⚠️軽いため、風が強い日には流されやすいです。風のない広場での使用がおすすめ。

飛んでくるフリスビーを目で追い、落下地点を予測し、タイミングを合わせてキャッチする一連の動作は、空間認識能力や身体コントロール能力を高度に使う、実はすごい遊びなんです。
スラックライン遊び|家族みんなで挑戦
スラックラインとは、木と木の間にベルト状のラインを張り、その上を歩いたり飛んだりして遊ぶアクティビティです。
家族で順番に挑戦したり、誰が一番長く歩けるか競ったりと、キャンプ場ならではの自然を活かした遊び方ができます。

メリット
- 遊びながら体幹やバランス感覚が自然と鍛えられる。
- 「できた!」という大きな成功体験は、子どもの自己肯定感を爆上げ。
- パパやママも一緒に挑戦すれば、家族みんなで盛り上がること間違いなし。
注意点
- ⚠️転倒に注意!初心者や子供は 地面から30〜50cm程度 の低い位置で十分。
- ⚠️木と木の間に張る場合は、しっかりした太い木(直径30cm以上)を選ぶ。
- ⚠️地面が硬い場所は避け、芝生や土の柔らかい場所で行う。

スラックラインは体幹やバランス感覚を育て、集中力や自己肯定感を高める効果があります。親が手を添えてサポートすることで、遊びながら自然に発達を促せるおすすめのアクティビティです。
【雨の日対策】テント内で静かに盛り上がる!おすすめ遊び道具3選

「明日の天気、雨マークだ…」キャンプ前日の憂鬱も、これらのアイテムがあれば大丈夫。
雨の日のテント内は、外の音が遮断された「家族だけの秘密基地」。
親子の距離がぐっと縮まる絶好のチャンスです。
カードゲーム(なんじゃもんじゃ)|爆笑必須のカードゲーム

謎の生き物に名前をつけていき、同じものが出たらその名前を叫ぶ。
ただそれだけなのに、大人も子どもも腹を抱えて笑ってしまう魔法のカードゲームです。

メリット
- とにかくコンパクト。ポケットにも入るサイズで、荷物を全く圧迫しません。
- ルールが超簡単。 3歳くらいの子からおじいちゃんおばあちゃんまで、世代を問わず一瞬で理解でき、すぐに盛り上がれます。
- 笑い声が絶えない。 雨のジメジメした空気を、家族の笑い声で吹き飛ばしてくれます。
注意点
- 盛り上がりすぎて、少し声が大きくなることも。周りのサイトに配慮して「ひそひそ声で名前を叫ぶ」など、特別ルールで遊ぶのも楽しいですよ。

このゲームは、キャラクターを見て、記憶を呼び起こし、瞬時に名前を叫ぶというプロセスを通じて、子どもの記憶力やワーキングメモリ(情報を一時的に保ちながら処理する能力)、瞬発力を楽しく鍛えてくれます。「なんだっけ?」と思い出す脳の働きは、学習の基礎にも繋がるんですよ。
黒ひげ危機一発MAX5|飛距離にびっくり
いつの時代も、子どもから大人までを夢中にさせる究極のドキドキゲーム。
雨音を聞きながら、家族みんなで息をのむ瞬間は、忘れられない思い出になります。
メリット
- 電源不要のアナログ感。 電池切れの心配がなく、いつでもどこでもすぐに始められます。
- ルールが超シンプル。 剣を順番に刺すだけ。小さな子でもすぐに理解でき、家族全員で本気で楽しめます。
- 5つのゲームで飽きさせない。 通常のルールの他に、キャッチやサバイバルなど5種類の遊び方ができるので、一度のキャンプで何度も楽しめます。
注意点
- 飛び出す勢いがすごい! 通常の5倍飛ぶので、低いテントだと天井に激突します。遊ぶ際は、高さのあるテントのリビングスペースやタープの下がおすすめです。
- 勢いよく5体が飛ぶため、人形の紛失に注意。遊ぶ前にグラウンドシートの上など、見通しの良い場所を確保しましょう。

「いつ飛ぶかわからない」というハラハラドキドキ感は、子どもの期待する気持ちや、驚きに対する感情のコントロールを育みます。また、小さな穴に剣を慎重に刺していく作業は、指先の巧緻性(こうちせい)を養う、非常に優れたトレーニングです。
折り紙遊び|テントの中で静かに楽しめる

雨音を聞きながら、テントの中で黙々と何かに取り組む。そんな静かな時間も、キャンプの醍醐味です。折り紙は、子どもを長時間ひとつの作業に没頭させ、集中力を育むのに最適なアイテムです。

メリット
- 集中力が育まれる。 一つの作品を完成させるまで没頭することで、粘り強さが身につく。
- 創造性が育つ。 どんな色を使おうか、どう飾ろうかと考えるプロセスが、子どもの発想力を豊かにする。
- 荷物にならない。 薄くて軽いので、とりあえずバッグに入れておける手軽さが魅力。
注意点
- 折り方のバリエーションがないと飽きてしまうことも。簡単な折り方の本を1冊持っていくだけで、遊びの幅がぐんと広がります。

折り紙は手指の巧緻性を高めるだけでなく、完成までの工程を覚えることで ワーキングメモリ(作業記憶) のトレーニングにもなります。遊びながら自然に脳と手を鍛えられるのが魅力です。
まとめ:最高の遊び道具は、家族の笑顔を引き出す魔法の杖

今回は、ファミリーキャンプで子どもが退屈せず、親も自分の時間を持てるようになる「神アイテム」を3つずつご紹介しました。
- 設営・撤収中:ラジコン、虫取り、薪集め
- フリータイム:ロケットランチャー、フリスビー、スラックライン
- 雨の日:なんじゃもんじゃ、黒ひげ危機一発MAX5、折り紙
遊びグッズは、単なる時間稼ぎの道具ではありません。
それは、子どもの好奇心や成長を引き出し、親に心の余裕をもたらし、家族みんなの笑顔の総量を増やしてくれる、最高の投資です。
ぜひ次のキャンプで、あなたの家族にピッタリの「魔法の杖」を見つけて、最高の思い出を作ってくださいね。