この記事にはアフィリエイト広告を利用しています。
「夏休み、家族でどこか泊まりに行きたい」
「でも宿代を考えると、けっこうな金額になる…」
人数が増えるほど、宿泊費って一気に跳ね上がりますよね。
今回わが家は、長崎県大村市の「黒木さわがにキャンプ場」のバンガローに、2家族10人で泊まってきました。

結論から言います。
バンガロー1棟5人まで5,000円というコスパ。
黒木渓谷の川で遊んで、最高の夏休みの思い出ができました。
さらに、この日の最低気温は27℃。
それなのに翌朝のキャンプ場は24.7℃まで下がって、扇風機のつけっぱなしで寒くて目が覚めたくらいです。
これから解説しますが、黒木さわがにキャンプ場は人を選ぶキャンプ場でもあります。
トイレはボットン。作りは全体的に古い。虫も多め。
2026年8月1〜2日に実際に泊まってきたリアルな記録を、
良かったところも「ここは覚悟がいる」というところもお伝えします。
- ✔子連れ目線でみたバンガローの使い勝手と費用
- ✔すぐ下の「黒木民宿キャンプ場」とどっちがいいのか
- ✔ 予約前に知っておきたい、覚悟しておくこと3つ
黒木さわがにキャンプ場の基本情報|料金・予約・アクセス

まずは基本情報から。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名称 | 黒木さわがにキャンプ場 |
| 住所 | 長崎県大村市黒木町1052 |
| 連絡先 | 0957-55-3294 |
| 予約方法 | 電話のみ(ネット予約なし)通年営業 |
| 施設タイプ | バンガロー(3棟)/フリーサイト |
| 料金(バンガロー) | 5人まで5,000円/6人目以降 1人+1,000円+車両1台600円 |
| 電源 | バンガロー内にあり (※消費電力の大きい家電は追加料金500円) |
| 照明 | バンガロー・共有スペース内にあり |
| 炊事場 | 屋根付き・テーブル椅子つきの共用スペースに併設(3箇所) |
| トイレ/シャワー | ボットン(和式)/シャワーなし |
| レンタル | BBQセット(1,000円) |
この記事は2026年8月時点での情報です。
最新の情報については、直接キャンプ場にお問い合わせください。
実はこのキャンプ場、ネットで調べても正確な情報がほとんど出てきません。
大手の予約サイトを見ても、バンガローの棟数や料金の欄が空白だったり、サイトによって書いてある金額が違ったり。「行ってみないとわからない」状態なんです。
だからこの記事では、わたしが実際に見て、払って、泊まった内容をそのまま書きます。
バンガロー料金|1家族5人で¥5,600〜

このキャンプ場の一番の魅力が、ここです。
料金体系はとてもシンプル。
| 人数 | バンガロー料金 |
|---|---|
| 5人まで | 5,000円 |
| 1人追加〜 | 1,000円追加 |
今回わが家は、もう1家族(こちらも5人)と一緒だったので、バンガローを2棟借りました。

実際の支払いはこちら👇
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| バンガロー 5,000円 × 2棟 | 10,000円 |
| 車両 600円 × 2台 | 1,200円 |
| 合計 | 11,200円 |
10人で割ると、1人あたり1,120円。
宿に泊まることを考えたら、桁が違います。
夏休みに2家族で出かけてこの料金ならお財布にもやさしい。

正直「この値段で大丈夫ですか?」って聞きたくなりました。
ただし、5人以下でも料金は5,000円なので注意。

予約は電話のみ|バンガローは2ヶ月前でも埋まり始めている
予約は電話(0957-55-3294)だけです。
ネット予約はできません。
わが家が予約したのは6月上旬。
8月の頭に泊まるので、ちょうど2ヶ月前ですね。
その時点で、すでに週末が埋まっている日がありました(バンガローの話です)。
夏休みにバンガロー泊を狙うなら、最低でも2ヶ月前。
できれば3ヶ月前に電話してください。
平日やオフシーズンなら直前でも取れると思いますが、7〜8月の週末だけは早めに動くべきです。
買い出しは事前に済ませてください|近くに店はありません
キャンプ場の近くに、買い物ができる場所はありません。
山の中なので、「あ、忘れた」と思っても取りに行けません。
買い出しは大村市街などで完全に済ませてから向かってください。

わが家は楽しみにしていたビールを忘れるという失態をやらかしました…。
10人分の食材はバッチリ揃えたのに、一番大事なものが抜けていました。
山の中で気づいても、もうどうにもなりません。
チェックリストは声に出して読み合わせてから出発しましょう。
黒木さわがにキャンプ場|アクセス
場所は長崎県大村市黒木町。経ヶ岳の麓に広がる黒木渓谷のなかにあります。
ポイントは、このすぐ下に「黒木民宿キャンプ場」があること。
わが家は7月に黒木民宿キャンプ場にも泊まっているので、この記事の後半で2つのキャンプ場を正直に比較します。
同じ黒木渓谷で迷っている方は、そこまで読んでみてください。
👉️ 黒木民宿キャンプ場|夏でも涼しい川遊びが最高!子連れ目線でレビュー
ちゅるぱぱ的 黒木さわがにキャンプ場の評価
ここでいつもの評価表をどうぞ。
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 初心者向け | (2.0 / 5.0) | レンタル品少なくスタッフは基本不在 |
| 子どもの遊び | (3.5 / 5.0) | サイト側の川は幼児◎、小学生からは物足りない? |
| トイレ・設備 | (2.0 / 5.0) | トイレは汲み取り式の和式トイレ |
| 景観・雰囲気 | (3.0 / 5.0) | 自然に囲まれている。施設は一部劣化あり |
| コスパ | (5.0 / 5.0) | 1家族5人で5,600円。文句なし |
キャンプ場の評価基準はこちら(タップすると評価内容が表示されます)
① 初心者安心度|初心者でも安心できる設備があるか?
(レンタル品の充実度、ゴミ処分サービスの有無、売店や近隣スーパーの距離、スタッフのサポート体制)
| 評価 | 内容 |
(5 / 5.0) | 手ぶらでも可能・レンタル充実・買い出し便利 |
(4 / 5.0) | レンタル品・購入品あり・初心者でも安心 |
(3 / 5.0) | スタッフ在中・最低限の設備のみ |
(2 / 5.0) | スタッフ不在・慣れが必要 |
(1 / 5.0) | 上級者向け |
② 遊びやすさ|子どもが飽きずに遊べる環境があるか?
(スレチックや遊具の有無、海・川・池などの水遊び環境、自然体験ができるか、実際の子ども達の反応)
| 評価 | 内容 |
(5 / 5.0) | 1日遊び続けられる |
(4 / 5.0) | 遊び要素が多い |
(3 / 5.0) | 自然遊び中心 |
(2 / 5.0) | 遊びが少ない |
(1 / 5.0) | 遊び場なし・子ども利用不可 |
③ トイレ|トイレや水回りの清潔さ
(洋式トイレの有無、清掃状況、炊事場の環境、小さい子供でも使いやすいか)
| 評価 | 内容 |
(5 / 5.0) | ホテル級 |
(4 / 5.0) | かなり清潔 |
(3 / 5.0) | 普通(地域の公園くらい) |
(2 / 5.0) | 不便で注意が必要 |
(1 / 5.0) | 設備不良で注意が必要 |
④ 景観|キャンプサイトから見える景色・ロケーション
(海・山・森林などの景色や、非日常感を味わえる環境か)
| 評価 | 内容 |
(5 / 5.0) | 絶景ロケーションで特別感がある |
(4 / 5.0) | 自然に囲まれ景観が良い |
(3 / 5.0) | 一般的な自然環境 |
(2 / 5.0) | 景観の魅力は少なめ |
(1 / 5.0) | 景観要素ほぼなし |
⑤ コスパ|料金と満足度のバランス
(サイト料金、設備の充実度、追加料金の有無、総合的な満足度)
| 評価 | 内容 |
(5 / 5.0) | 安くて満足度最高 |
(4 / 5.0) | 料金と満足度のバランス良し |
(3 / 5.0) | 平均的 ※ |
(2 / 5.0) | やや高め |
(1 / 5.0) | 割高 |
参考:shed322「キャンプ場の料金を徹底解説!」
👇️詳しくは下記で解説していきます。
黒木さわがにキャンプ場|詳細レビュー

このキャンプ場のおすすめは、バンガローです。
行く前は「5,000円だし、そんなに期待しないでおこう」と思っていました。
その予想は、いい意味で完全に裏切られました。
バンガロー+屋根付き小屋+シンクが1セットになっている

まず驚いたのが、バンガローの造り方です。
バンガロー単体がポツンと建っているのではなく、
- バンガロー(寝る場所)
- 屋根付きの小屋(テーブル・椅子つき)
- シンク(炊事スペース)
この3つが1セットになって、3箇所あるという構造なんです。

1棟借りると「寝る場所」「食べる場所」「洗う場所」が全部セットでついてくる。

小さな子ども連れには本当にありがたいです。
普通のキャンプ場だと、洗い物のたびに炊事棟まで歩いていきますよね。
夜だと真っ暗な中を、子どもを見ながら往復することになる。
ここは目の前にシンクがあります。
水を汲むのも、食器を洗うのも、子どもの手を洗わせるのも、その場で完結します。


これがあるとないとで、親の負担が本当に変わります。子どもから目を離さずに片付けができるって、地味だけどすごく大きいです。
バンガローはネットで調べていたときに「オーナーさんの手作り」と紹介されているのを見かけました。

真偽はご本人に確認できていないので断定はしませんが、もしそれが本当なら、ちょっと信じられないレベルです。
「手作り」と聞いて想像する簡素な小屋とは、まるで別物。
柱もしっかりしていて、泊まっていても不安のない造りでした。
中はどれくらい広い?ダブルのインフレーターマット2枚が余裕

肝心の中身です。
バンガローの中は板張り。
そこにダブルサイズのインフレーターマットを2枚敷いて、まだ余裕がありました。

ダブルサイズのマットが、あと2枚は確実に入ります。

5人用と聞いていたので、この広さは完全に予想外でした。大人4人+子ども6人でも、たぶん寝られます。
寝具は持ち込みです。
板張りなので、マットは絶対に持って行ってください。 直で寝ると背中が痛くて眠れません。
実際にわが家もダブルサイズのインフレーターマットを2枚敷いて寝ました。板の硬さを気にせず眠れたので、バンガロー泊でもマットは妥協しないほうがいいです。
👇️ わが家が実際に使っているインフレーターマットはこちら
👉️わが家がおすすめしているキャンプマットの詳細記事はこちら
インフレーターマット徹底比較
照明・電源あり。ただし「使える家電」に制限がある

バンガロー内には照明があります。 そして電源(コンセント)もあります。
夜も明るいので、子どもが夜中にトイレに行くときも安心です。

ただし、消費電力の大きい家電は使えないとのこと。

炊飯ジャーのような家電を使いたい場合は、別途500円の追加料金がかかると言われました。
なので、
- スマホの充電、扇風機、LEDランタンの充電 → 問題なし
- 炊飯ジャー、電気ケトル、ホットプレート → 事前に相談+追加料金
という感じで考えておくといいと思います。
使いたい家電がある人は、予約の電話のときに聞いておきましょう。
網戸もあります。 これは夏に本当に助かりました(虫の話は後で詳しく書きます)。
夜は24.7℃まで下がった|真夏なのに明け方は寒かった
わが家が利用した日は、最高気温36℃・最低気温27℃という、まさに真夏日でした。
暑がりの次男(4歳)がいるので、過ごせるか正直不安もありました。
でも、キャンプ場の環境がそれを打ち消してくれました。
日中は「川」と「日陰」でしのげる

暑さ対策は、シンプルにこの2つでした。
① 暑くなったら川に入る
歩いて2〜3分で川に着くので、暑いと思った時は足だけでもつかると、暑さが全然違いました。

子ども達は全身浸かっていたので、なおさら涼しそうでした。
② 日陰が多い
渓谷の中にあるので、木が多くて日陰が多いんです。
屋根付きの小屋もあるので、直射日光を浴び続けることがありません。
この2つのおかげで、36℃の日でも「無理」という感じはしませんでした。
翌朝は24.7℃。扇風機3台で寒くて起きた

そして夜です。
わが家は扇風機を3台持ち込んで、ガンガンに回して寝ました。
結果——
明け方、寒くて目が覚めました。

真夏の8月に、寒くて起きるとは思っていませんでした。
翌朝、温度計を見たら24.7℃。
その日の地域の最低気温は27℃だったので、キャンプ場は市街地より2℃以上涼しかったことになります。
渓谷+川+木陰という環境が、そのまま数字に出た形です。
涼しかったですが、日中から寝るまでの基本的な暑さ対策は必須です!
気になる方はこちらの記事を確認して下さい。
- タオルケット+薄手の毛布 …寒がりのママは薄手の毛布を使用して寝ていました
- 扇風機 … 明け方は涼しいのでタイマー設定がおすすめ
- クールリング … 日中の暑さ対策に
暑さ対策の詳細はこちらの記事にまとめています。
👉️ HAGOOGI扇風機を1年使ったレビュー
👉️【2026年夏】子連れキャンプの暑さ対策
たまたま2家族で貸切になった夜が最高だった

これは運が良かった話なんですが、
バンガローは全部で3棟。
わが家たちが2棟を使っていて、残りの1棟はその日デイキャンプ利用のみだったんです。
つまり、夕方から翌朝まで、キャンプ場は実質わたしたち2家族10人の貸切状態でした。
子どもが何人いても気を遣わなくていい
これ、子連れキャンプをしたことがある人ならわかると思います。
周りに他のキャンパーがいると、常に気を遣うんですよね。
- 子どもの声が大きくないか
- 走り回って迷惑をかけていないか
- 夜、何時まで騒いでいいのか
この「気遣い」が、実は親の一番の疲労だったりします。
それが、この日はゼロでした。
子ども達は好きなだけ声を出して、好きなだけ走り回って、暗くなるまで遊んでいました。
大人は大人で、片付けを気にせずゆっくり話せました。

これは狙って手に入るものではないですが、そもそも3棟しかない=混みようがないというのは、このキャンプ場の隠れた強みだと思います。
黒木渓谷の川遊び|「浅い」が正解の子と、物足りない子がいる

キャンプ場のすぐ下を流れているのが黒木渓谷。
夏キャンプの主役です。
川までは徒歩2〜3分|岩の階段を下りたらすぐ
キャンプ場から川までは、歩いて2〜3分。
岩で作られた階段のような道を下っていくと、すぐに川に出ます。

ただ、石の階段は滑りやすいので注意が必要です。
👇️ サンダルより、かかとが固定される水遊び用シューズが安心でした。


とはいえ2〜3分なので、「ちょっと川見てくる」がすぐできる距離です。これくらいの適度な距離感が、逆に良かったりします。
水深はくるぶし〜膝。幼児連れならむしろ安心

さわがにキャンプ場の下の川は、少し浅め。
深いところでも、大人の膝くらいでした。
| 子どもの年齢 | さわがに側の川 |
|---|---|
| 0〜5歳(幼児) | ◎ 浅いので安心して遊ばせられる |
| 小学校低学年 | ○ 生き物探しは楽しめる(泳ぎたい子には浅い) |
| 小学校中〜高学年 | △ 正直、物足りない |
幼児連れなら、これ以上ない環境だと思います。
深いところがないので、親が張り付いていなくても比較的安心。4歳の次男も、自分のペースでバシャバシャ歩き回っていました。
10歳と8歳には物足りなかった|「下の方に行きたい」
長女(10歳)と長男(8歳)には、浅すぎたようでした。
「もっと深いところがいい」
「下の方(黒木民宿側)に行きたい」
黒木民宿キャンプ場のあたりには、子どもが泳げるくらいの深さの場所があるんです。
上の子たちはそれを知っているので、比べてしまうんですね。

幼児がメインの家族なら「さわがに」。
小学生が泳ぎたいなら「黒木民宿」側。
この使い分けが、黒木渓谷を楽しむコツだと思います。
さわがにが本当にたくさんいた

キャンプ場の名前は伊達じゃありませんでした。
さわがに、めっちゃいます。
石をひっくり返せば出てくるレベル。
子ども達は夢中になって探していました。浅いので、生き物探しには最高の環境です。

網とバケツは絶対に持って行ってください。これだけで数時間もちます。
👉️その他の子連れキャンプの遊び方はこちらで解説しています。
キャンプで子どもが飽きない遊びアイデア
川遊びで気をつけたこと

浅いとはいえ、川は川です。
大村市も、黒木渓谷での川遊びについてライフジャケットの着用と立入禁止区域に入らないことを呼びかけています。
わが家が気をつけたのは3つ。
① 石が滑る
苔で滑ります。水遊び用シューズは必須です。裸足やビーチサンダルはやめたほうがいいです。
② 上の子が「下流に行きたがる」
これが一番の注意点かもしれません。浅くて物足りない子ほど、深い場所を探しに行こうとします。
「どこまで行っていいか」を最初に決めておくのが大事でした。
③ 濡れた後の対策
子ども3人がずぶ濡れで戻ってくると、バンガローが大変なことになります。
濡れた水着などはロープを張って干してあげましょう。
黒木さわがにキャンプ場|気をつけるべきデメリット3つ
ここまで良いところを書いてきましたが、このキャンプ場は人を選びます。
行ってから「思ってたのと違う」とならないように、正直に3つ書きます。
① トイレはボットン+和式|掃除はとても綺麗

一番のハードルはここです。
トイレはボットン便所で、和式です。

ただ、誤解しないでほしいのは、とても綺麗に掃除されていました。
「ボットン=汚い」というイメージがあるかもしれませんが、ここは違います。
管理されている方がきちんと手を入れているのがわかる状態でした。
臭いも想像していたほどではありませんでした。
問題は、子どもが使えるかどうかです。
わが家の4歳の次男は、人生で初めてのボットン便所&和式トイレでした。
結果、サポートすれば何とかできました。
ただ、最初はかなり戸惑っていましたし、親が支えてあげる必要がありました。

最近の子は、和式トイレを見たことすらない子も多いです。
「穴があいてる」というだけで怖がる子もいると思います。
行く前に、和式トイレを1回経験させておくと安心かもしれません。
公園や古い施設、道の駅などに和式が残っていることがあります。
事前に一度でも経験しておくと、当日のハードルがぐっと下がります。
「和式なんて絶対無理」というお子さんがいるご家庭は、正直、別のキャンプ場を選んだほうが親子ともに幸せかもしれません。
ここは無理をするところではないと思います。
②虫は多い|アカウシアブが多かったので注意

渓谷の中で、木に囲まれていて、すぐそばに川がある。虫が少ないわけがない環境です。
そのなかでも、今回いちばん多かったのが「アカウシアブ」でした。
これ、初見で本気で焦ります。
なぜかというと、模様がスズメバチにそっくりなんです。
オレンジと黒の縞模様の、けっこう大きな虫がブンブン飛んでくる。


「スズメバチだ!」って一瞬パニックになりました。子どもがいるので、余計に心臓に悪かったです。
正体はハチではなく、アブの仲間です。
刺されても(正確には噛まれても)スズメバチのような危険はありませんが、噛まれると痛いですし、腫れます。
アブが飛んでくるたびに「また来た!」となりました。
子ども3人を見ながら追い払うのは地味に疲れます。
そして、アブ対策で効果があったのが「モンスーン」。

モンスーンの蚊取り線香を焚いたら、気にならなくなりました。
正直、蚊取り線香がアブに効くとは思っていなかったので、これは嬉しい誤算でした。
焚く前と後で、明らかに寄ってこなくなったんです。
👉️モンスーンの解説記事はこちら
モンスーン蚊取り線香レビュー|ブヨにも効いた
アブ対策で意識したこと
- 蚊取り線香は早めに、複数箇所で焚く(テーブルの下・入口付近)
- 近づいたら手ではらう(ハチ対策との違い)
- 黒っぽい服は避ける(一般的にアブは濃い色に寄りやすいと言われます)
- 噛まれたら流水で洗って冷やす。腫れがひどければ受診を
網戸があるので、バンガローの中に逃げ込めば安心です。
「虫が本当に苦手」という人には、正直おすすめしません。
でも逆に、蚊取り線香さえしっかり用意していけば、そこまで神経質にならなくても大丈夫でした。
👉️あわせて読みたい:ファミリーキャンプの虫対策まとめ
③ キャンプ場|全体的に作りは古い

建物も設備も、全体的に古いです。
バンガロー本体はしっかりしていますし、掃除も行き届いています。
でも、「新しくて綺麗な施設」を期待して行くと、間違いなくギャップを感じます。
- グランピングのような快適さはない
- シャワーはない
- 全体的に昭和の香りがする
逆に言えば、その「古さ」を含めて楽しめる人には、めちゃくちゃ良い場所です。
わが家はお風呂にも行きませんでした。川で十分さっぱりしたからです。

「不便を楽しむ」のがキャンプだと思っているので、わたしは全然アリでした。
ただ、家族に「快適さ重視」の人がいるなら、事前に話しておいたほうがいいです。
【比較】黒木さわがに vs 黒木民宿|どっちに行くべき?
黒木さわがにキャンプ場のすぐ下に、「黒木民宿キャンプ場」があります。
わが家は7月に黒木民宿、8月にさわがにと、1ヶ月違いで両方に泊まりました。
同じ渓谷、似たような料金。じゃあどっちがいいの?
両方に泊まった立場から、正直に比較します。
さわがにキャンプ場と黒木民宿キャンプ場|比較表

| 項目 | 黒木さわがに | 黒木民宿 |
|---|---|---|
| 宿泊スタイル | バンガロー | テント(オートサイト) |
| 5人家族の料金 | 5,600円(5,000円+車600円) | 5,500円(入場料800円×5+サイト1,500円) |
| テント設営 | 不要(バンガロー) | 必要 |
| 川の深さ | くるぶし〜膝(浅い) | 深い場所もあり |
| 幼児の安全度 | ◎ | ○(深い場所に注意) |
| 小学生の満足度 | △ | ◎ |
| 設備の整い方 | △ | ○ |
| 虫の多さ | 多め(アカウシアブ) | 普通(蟻が多め) |
| シンクの近さ | ◎(各棟にセット) | △(炊事場まで移動) |
| 予約の取りやすさ | バンガロー3棟のみ。2ヶ月前でも週末は埋まり始める | 夏は激戦(2ヶ月前推奨) |
| 予約方法 | 電話のみ | 電話のみ |
料金がほぼ同じなら、どう選ぶ?
5人家族だとほぼ同じ金額。
- さわがに:5,000円+車両600円=5,600円
- 黒木民宿:入場料800円×5人+サイト1,500円=5,500円
ほぼ互角。 じゃあ何で選ぶか。
さわがにを選ぶべき人
- テントを持っていない/設営したくない(これが最大の理由)
- 幼児がメインの家族
- 2家族・大人数で行く(人数が増えるほど割安)
- 雨予報でも決行したい(屋根がある)
黒木民宿を選ぶべき人
- テント泊がしたい
- 小学生が思い切り泳ぎたい
- 設備の綺麗さを重視する
- 虫が苦手
つまり、「バンガローに泊まりたいか、テントを張りたいか」が最大の分かれ目です。
そして幼児か小学生かで、川の評価が完全に逆転します。
わが家の子ども達の結論は「黒木民宿がいい〜」だった
最後に、いちばん正直なところを書きます。
2つとも行ってみて、子ども達に聞いてみました。
「黒木民宿がいい〜」
満場一致でした。😂
でも、理由を聞いてみると納得だったんです。
理由は、ほぼ「川」でした。
わが家は10歳・8歳・4歳。
上の2人は完全に「泳ぎたい」年齢なんですね。くるぶし〜膝の川では、どうしても物足りない。
つまりこれは「さわがにがダメ」という話ではなく、「わが家の子どもの年齢と合わなかった」という話です。
もし今、わが家の子どもが全員未就学児だったら、間違いなく逆の答えだったと思います。
- さわがにの浅い川 → 幼児には最高の遊び場
- 黒木民宿の深い川 → 幼児にはちょっと怖い
キャンプ場に優劣があるんじゃなくて、子どもの年齢との相性がある。
両方行ってみて、これが一番の学びでした。
👉️黒木民宿キャンプ場のレビュー記事はこちら
【レビュー】黒木民宿キャンプ場|夏でも涼しい川遊びで子ども達が大喜び
黒木さわがにキャンプ場に行くなら|持ち物チェックリスト
バンガロー泊の必需品
- インフレーターマット(板張りなので必須)
- タオルケット(明け方は寒いです)
- 延長コード(コンセントの位置次第)
- ランタン(外用)
- ゴミ袋(多めに)
川遊び用
- 水遊び用シューズ(石が滑ります)
- ライフジャケット
- バケツ・網(さわがに用)
- 着替え(想像の2倍)
- タオル(想像の2倍)
- 防水シーツ
夏の必需品
- 蚊取り線香(最重要) … アブ対策。多めに持っていってください
- 扇風機(ただし全開にしすぎない)
- 虫よけスプレー・虫刺され薬
- クーラーボックス(大人数なら2台)
忘れると詰むもの
- 食材・飲み物すべて(近くに店はありません)
- ビール(実体験です)
👉️その他のキャンプ道具はこちらでチェック
【2026年版】キャンプ持ち物チェックリスト
Q&A|予約前に気になる疑問

Q. バンガローには何人まで泊まれますか?
料金上は5人までが5,000円で、6人目以降は1人+1,000円。広さで言えば、ダブルサイズのマット4枚分=10人は寝られます。(実際にわが家は2枚敷いて、まだ2枚入る余裕がありました)
なお、1棟に10人で泊まっても、2棟に5人ずつで泊まっても料金は同じ10,000円です。詰め込んでも安くならないので、人数が多いなら棟を分けたほうが快適です。
Q. 寝具やレンタル品はありますか?
寝具は持ち込みです。 板張りなので、マットは必ず持って行ってください。
レンタルで用意されていたのはBBQセット(1,000円程度)でした。

わが家は自分の道具を持っていったので使っていませんが、手ぶらに近い状態で行きたい人には選択肢になりそうです。詳しくは予約の電話で確認してみてください。
Q. 電源は自由に使えますか?
コンセントはありますが、消費電力の大きい家電(炊飯ジャーなど)は追加料金500円と言われました。スマホ充電や扇風機程度なら問題ありません。使いたい家電がある場合は予約時に相談を。
Q. お風呂・シャワーはありますか?
場内にシャワーはありません。 わが家は川で遊んだので、そのまま入らずに過ごしました。夏なら意外と平気です。
Q. 川遊びは何歳からできますか?
水深がくるぶし〜膝なので、歩ける子なら楽しめます。 むしろ幼児向きの川です。ただし石は滑るので、水遊び用シューズとライフジャケットは用意してください。
Q. トイレは子どもでも使えますか?
ボットンの和式です。わが家の4歳は初めてでしたが、親がサポートすれば何とかなりました。慣れていないお子さんは、事前に和式を経験させておくと安心です。
Q. 虫は多いですか?
多いです。 とくにアカウシアブが目立ちました。スズメバチのような模様で見た目は怖いですが、蚊取り線香を焚いたら気にならなくなりました。網戸があるので室内は安心です。
Q. 予約はどうやってしますか?
電話のみ(0957-55-3294)です。ネット予約はできません。
わが家は6月5日(約2ヶ月前)に予約しましたが、その時点ですでに週末が埋まっている日がありました。 バンガローは3棟しかないので、夏休みの週末を狙うなら2〜3ヶ月前に動いてください。
Q. 買い出しはどこでできますか?
近くに買い物ができる場所はありません。 山の中なので、買い出しは市街地で完全に済ませてから向かってください。忘れ物をしても取りに戻れません。(わたしはビールを忘れました)
まとめ|黒木さわがにキャンプ場はこんな家族におすすめ

最後にまとめます。
おすすめな人
- テントを持っていない/設営が面倒な人
- 幼児・未就学児がメインの家族
- 2家族・3家族など大人数で行きたい人(人数が多いほど割安)
- とにかく安く泊まりたい人
- 生き物とり(さわがに)をさせたい人
- 多少の不便を楽しめる人
あまり向いていないかもしれない人
- 和式・ボットントイレが絶対に無理な人
- 虫が本当に苦手な人(アブが飛んできます)
- 直前に思い立って予約したい人(3棟しかありません)
- 泳ぎたい年齢(小学校中学年以上)の子がメインの家族
- 新しくて綺麗な施設を求める人
- シャワーがないと困る人
ちゅるぱぱの結論
トイレはボットン。設備は古い。虫も多い。
正直、万人におすすめできるキャンプ場ではありません。
でも、5人5,000円でこの広さのバンガローに泊まれて、目の前にシンクがあって、下には子どもが安心して遊べる川がある。
そして真夏の8月に、明け方24.7℃で寒くて目が覚める。
コスパという一点においては、わたしが行った長崎のキャンプ場の中でも間違いなくトップクラスです。
とくに、「テントは持ってないけど、友達家族とキャンプっぽいことがしたい」という人には、これ以上ない選択肢だと思います。
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ちゅるぱぱメッセージ
3棟あるバンガローのうち、その日泊まったのはわたしたち2家族だけでした。
夕方になって、他のお客さんが帰っていって、気づいたら山の中に10人だけ。
子ども達は暗くなるまで走り回って、大人は椅子に座って何を話すでもなく話して。
「あ、これ贅沢だな」と思いました。
宿を取れば、たぶん5万円はかかる人数です。
それが合計で11,200円でした。
もちろん、トイレはボットンだし、虫も飛んできます。
うちの子ども達には「黒木民宿のほうがいい」と言われました。
それでも、あの夜のことは全員が覚えていると思います。
キャンプって、快適さを買うものじゃないんですよね。
「あの時、あそこで、あの人たちと過ごした」という記憶を買っているんだと思います。
友達家族と「いつか一緒にキャンプ行こうね」と言ったまま、何年も経っていませんか。
その「いつか」、今年の夏にしませんか。